らふです。
給料日になると、コンビニのATMに行列を作る姿をよく見ます。
お金を無駄遣いして欲しくないのでATMの手数料について少しお話をします。
まず前提として、銀行の役割についてです。
銀行は何をやっている??
銀行は私たちの資産を大事に守ってくれています。。。。と思いがちですが、
確かに間違いではないですが、実際のところは少し違います。
以下の図を見てください。
① 私たちは銀行にお金を貸します。
② 銀行はその借りたお金を元手に、お金を必要としている人にお金を貸します。
③ お金を借りた人は借りたお金に利子をつけて銀行へ返します。
④ 銀行は利子として受け取った利益の一部を借りた方へ返します。
これが通常の銀行がやっていることです。
私たちはお金を預けている訳ではなく、貸しているという表現の方が正しいです。
金利とは?
上記の図のように、
貸したお金を銀行が運用し、利益を上げた対価として、頂くものが金利です。
どのくらいもらえるかというと、日本の銀行の平均は
年間で預けた額 × 0.02% = もらえる額
です。
これは世界的に見ても極めて低い数字で、
例えば、100万円を1年間貸していたとしても、金利は200円しか付きません。
(/・ω・)/
ここから本題
ATMでお金を卸すと108円~324円の手数料を取られることがありますよね?
少しおかしいと思いませんか?
月に1回、給料日にお金を卸すとします。
108円 × 12ヵ月 = 1296円
年間で1296円銀行に払います。
これに頂いた金利を加味すると、
200円 - 1296円 = -1096円
1096円も損しています。
「私たちはお金を貸しているのに、返してもらうときにお金を払わなければいけない」
言い換えると、
「あなたが友達にお金を貸したのに、返してもらうときにお金を払わなければいけない」
A:「この前貸した10万のうち、5万円を返してほしい」
B:「分かった。じゃあ返すから手数料として1300円ちょうだい( ^^) 」
A:「・・・・」
ということです。。。。
お金は持っているだけでは価値はない。
お金は使うことで初めて価値や意味が生まれます。
また、日本円の価値も時代によって大きく変わります。
銀行の貯金を増やすという考えはもう古いです。
自らの資産を増やすという考えを持つことが大事になってくる時代だと思います。
ここまで読んで頂き、ありがとうございました(*^^)v